ケアマネSAPPORO研修報告 inひがし part4
掲載日:2023.04.14
東区支部では令和4年度第4回定例研修会を開催いたしました。
日 時:令和5年3月28日(火) 18:30~20:00
テーマ:介護離職を防ぐために~ケアマネとしてできること~
講 師:札幌市介護支援専門員連絡協議会 市選出理事 東 幸智 氏
内 容:介護離職とは
ワークサポートケアマネジャーについて
産業ケアマネジャーについて
介護休暇、介護休業等について
参加者 37名
仕事と介護の両立に悩む家族からケアマネジャーは相談を受けることがあります。どのような支援制度があるのか知っておく必要があることから今回の研修を企画しました。
介護離職とは、家族が要介護状態になり介護に専念するために本業の仕事を辞めてしまうことで、2021年の離職者のうち「介護や看護」を理由とする人は約9.5万人に上ります。
この状況に対応する資格として「ワークサポートケアマネジャー」「産業ケアマネジャー」があります。
ワークサポートケアマネジャーの資格を取得するには日本介護支援専門員協会の会員であること、勤務先の管理者の了承を得ていることなどの要件があり、企業と居宅介護支援事業所の契約のもと活動をします。産業ケアマネジャーは「ケアマネジャーを紡ぐ会」が実施する認定試験を受け、個人での活動をします。
ケアマネジャーの働き方も変化してきているのだと感じました。
また、介護離職を防ぐためには「介護休業制度」があり介護休業、介護休業や短時間勤務等の措置等についての説明があり、介護に関する相談を受けるケアマネジャーとして、これらの支援制度を理解し活用できるよう助言することの大切さを感じました。
研修終了後、自分の職場の就業規則がどのようになっているか確認してみました…。
簡単ではありますが研修報告とさせていただきます
報告 石谷 夕子(東区支部役員)