ケアマネSAPPORO研修報告 inあつべつ

掲載日:2023.05.22

令和5年度 厚別区支部 第1回定例研修会 研修報告

 

日     時:令和5年5月17日(水) 18:30~20:30

開催場所・方法:厚別区民センター大ホール 集合研修

内     容:「~要医療支援ネットワークの研究成果からみえた医療機関と介護との連携の理解~」

 

 今年度一発目の研修会はコロナウイルス5類移行に伴い集合研修で実施しました!!

本研修は 社会医療法人 貞仁会 新札幌ひばりが丘病院 地域医療支援センター部長 厚別区の上沼恵美子こと高橋由美子先生にA地区要医療支援ネットワークの研究成果を基に講義頂きました。とにかく話術が巧みで時間を忘れてしまうような研修会でした。

 研究報告で明らかにされたことは独居高齢者など近くに頼りになるような人がいない方が入院必要じゃね?となっても簡単に入院や病院の調整ができずケアマネが困っている状況が現実に起きていること。

それ以外にも病院との連携での困りごとをざっくばらんに共有しましょうとグループワーク開始。まぁそりゃケアマネサイドからたくさん出ますよね~~。グループワークの内容を発表し、ここで高橋部長より総括と講義。そう、重要なのはケアマネも病院の仕組みや機能を理解することでスムーズな病院連携に繋げることができるということ。ケアマネ側の課題を整理することと病院機能の理解があることで連携の仕方が変わることを学びました。一方で逆のことも言えることがわかります。医療がケアマネの役割や介護の現場、機能について理解を深める必要もあるという点。そうやってお互いの機能を理解することでより良い支援に繋がっていくのではないかと感じました。

 厚別区より:厚別医療ネットワークから病院窓口リストが作成されました。病院によって主治医意見書や訪問看護指示書などどこに依頼かけるとスムーズなのか、を一覧にしたもの。他区のCMさんにも広く情報を知ってもらいたくてどのように発信していけるのか検討中です。

 最後に…久々の集合研修ということもあって緊張?しちゃったのか研修風景の撮影をすっかり忘れてしまいました(^-^; あしからずご容赦ください。

 

 

 

報告  酒井 崇(厚別区支部長)