札幌市介護支援専門員連絡協議会の会員の皆さま

いつも当会の運営に対して格別のご理解とご協力を賜り、ありがとうございます。

先日開催しました、第１回豊平区支部定例研修会の報告になります。

令和5年度　第1回　豊平区支部定例研修会　研修報告

日　時：令和5年6月13日（火）18：30～20：00

テーマ：ICFを活用したケアプラン作成を学ぶ（応用編）～ICFを使いこなそう！～

講　師：北海道福祉教育学校　　吉谷　敬　氏

昨年度も基礎編、応用編と研修会を開催しましたが、アンケート結果で希望の多かったICFをテーマに第3弾として開催しました。

前回と同じく、事例提供者の基本情報等を基に個人ワークでシートに記入後、講師の吉谷氏、事例提供者の黒川ケアマネジャー、参加者間で意見交換しながらライブ形式でシートに記載し、課題や目標設定の根拠、視点や考え方の整理という流れで進行しました。

同テーマで研修会を重ねたこともあってか、参加者からは積極的な意見や質問が多くありました！

また、講師の吉谷氏の助言より、「痛みの原因」「多剤内服による心身機能及び活動の影響」「LIFEで自立支援のケアの改善のエビデンスがとれている、食事（栄養）・口腔・運動（リハビリ）」「下剤の有無・影響」が大事なこと。また、睡眠の質の向上やセロトニン原料の生成、大腸機能向上と運動（歩行）との関係性といった、近年注目されている腸内環境の重要性についての説明と解説に、参加者から「目からウロコ」との声が！

振り返りでは、参加と役割の記載内容から気づいた、課題と目標設定、支援の方向性について改めて担当者会議で提案したいと黒川ケアマネジャーから意見も聞かれ、今回の研修も充実した内容で参加者の皆さまに満足のいく内容だったと思います！

最後になりますが、お忙しいなかシリーズで講師を引き受けて頂きました吉谷様、本当にありがとうございました。また今回も運営に協力していただきました役員の皆さま、ありがとうございました。

報告　　大木雅広（豊平区支部長・広報委員長）