令和6年度 ケアマネSAPPORO研修報告 inとよひら part1
掲載日:2024.08.08
令和6年度 札幌市介護支援専門員連絡協議会 豊平区支部定例研修
日時 令和6年7月18日(木)18:30~20:00
場所 豊平区民センター2階 大ホール
テーマ 令和6年度 診療報酬改定後の医療・介護連携に関する加算等について
~介護支援専門員として医療機関との日々の連携どうしてますか~
講師 西岡病院 医療ソーシャルワーカー 課長 横田 法律 様
今回は、豊平区内の地域包括支援センターとの共催で、医療ソーシャルワーカー協会中央A支部の協力を頂き、居宅ケアマネ、施設ケアマネ、MSW、総勢80名が参加しました。
講義では、横田様より令和6年度報酬改定に伴うポイントについて説明いただきました。ACPの内容を盛り込んだ診療情報提供書の作成など医療現場に求められている現状について学び、連携の重要性を再認識することが出来ました。
グループワークでは、より良い連携を図るための意見交換を行いました。参加者からは、
◆「お互いに必要な情報の確認と共有が大切。」
◆「入院時の情報提供はフェイスシートとケアプランがあれば十分だが、ケアマネから口頭で補足説明があると連携しやすい。」
◆「退院時に効用と副作用が記載された薬情がほしい。」
◆「主治医意見書作成時、必要な医療系サービスにチェック(レ点)を入れてほしい。」
◆「ツールの統一が課題」
◆「ICT化が進むと良い。」
等々、たくさんの意見が出されました。
研修会を通じて、ケアマネとMSWとの顔の見える関係づくりの一助となり、また、専門職として改めてより良い連携について考える機会になったと思います。
末筆ではございますが、講師を快くお引き受けいただきました横田様、そしてグループワークにご参加いただきましたMSWの皆様、お忙しい中、本当にありがとうございました。
報告者 豊平区支部役員 川上