令和6年度 ケアマネSAPPORO研修報告 inていね part2

掲載日:2024.10.02

令和6年度 ケアマネSAPPORO研修報告 inていね part2

令和6年度 札幌市介護支援専門員連絡協議会 厚別区支部定例研修

日 時    令和6年9月18日(水)14:00~16:00

場 所  手稲区民センター

テーマ  対人援助職とは                                       
                ~自分の価値観で支援していない!?“専門職”と“自己”の価値観~
    
     7月18日の研修を踏まえたワークショップ①

講 師 札幌市手稲区第1地域包括支援センター
          主任介護支援専門員 阿部 香織  様

 

 

 第2回の支部研修(手稲区第1・2包括支援センター、主任ケアマネ有志の会の共催)でした。手稲区以外からもご参加いただきありがとうございます。

 今回は前回研修を踏まえての内容となりました。講師の阿部様から前回内容の振り返り、“専門職”か“自己”の価値観であるのかを理解して実践に繋げていくことが大切等とご講義いただきました。

 ワークショップでは、グループにて介護支援専門員と主任介護支援専門員の2人一組に分かれて演習を行いました。内容としては、テーマに沿った事象に対して、個人の価値観、専門職の価値観を伝えて、聞き手が深めていき、振り返りをすることで自己覚知につなげるというものでした。
 また、介護専門員、主任介護支援専門員同士での振り返りをする時間もありました。

 ワークショップでは、2人一組でセッションできたことで、よりざっくばらんに話し合えました。会場全体でも活発さが見受けられました。今回私は主任介護支援専門員の立場で参加をしました。介護支援専門員が迷いながら、ケースに対し真摯に向き合い、個人と専門職の価値観で葛藤していると感じました。
 全体共有の場面では、主任介護支援専門員の方から「私たちも新任の頃には悩んで葛藤しながらやってきた、今もそれは変わらない。改めて悩むことの大切さを感じた。専門職として一緒に高め合っていきたい」とエールもありました。

 こうした研修を重ねていくことで、事業所内にとどまらず、区内の介護支援専門員同士のつながりとなったらと考えます。 

報告者支部役員:鈴木