ケアマネSAPPORO研修報告 in ひがし
掲載日:2021.09.02
札幌市介護支援専門員連絡協議会の会員の皆さま。いつも当会の運営に対して、格別のご理解とご協力を賜り、ありがとうございます。
さて、令和3年度の総会で承認されました通り、年6回発行していた広報誌のケアマネSAPPOROですが、今年度は2回の発行になります。広報誌の発行機会が少なくなりましたが、少しでも会員の皆さまに役立つ情報発信ができればと、ホームページにて区支部の活動状況等を掲載します。
早速ですが、先日開催した東区の定例研修会について報告します。
・日 時 : 令和3年8月25日(水)18:30~20:00(ZOOM中継で開催)
・テーマ : 「明日から使える利用者の経済的課題解決の方法~実際の運用を意識して~」
・講 師 : 北海道医療労働組合連合会 社会福祉士・介護支援専門員 田村 優実 氏
今回の研修も、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、ZOOM開催とさせていただきました。当日の参加者はスタッフを除き74名、他区からも多くの皆さまにご参加いただき、誠にありがとうございます。
新型コロナウイルス流行の長期化により、高齢者本人にとどまらず、支える家族にも様々な影響が出ています。そのような状況の中で8月には補足給付等の制度改正もあり、より深刻な「経済的な課題」を抱えている方も増えてきているのではないでしょうか。
今回の研修では「介護保険施設における負担限度額の変更」や「税控除の手続きについて」(課税から非課税世帯となる可能性あり)「無料定額介護老人保健施設利用事業」等、申請窓口や添付書類を含めて具体的に教えていただきました。
研修終了後のアンケートでは「知らない経済的制度を知ることができた」「とてもわかりやすかった」と好評なご意見をたくさんいただきました。入室管理や音声等、スムーズに進行できなかった面もあると思いますが、役員の協力と連携のもと、無事に研修を終えることができ、この場をお借りして感謝申し上げます。これからも様々な研修会を企画していきたいと思いますので、ぜひ皆さまのご参加をお待ちしております。
報告 加藤 亮(東区支部長・研修委員)