ケアマネSAPPORO研修報告 inていね part2

掲載日:2025.09.29

ケアマネSAPPORO研修報告 inていね part2
令和7年度 第2回 手稲区支部定例研修会 研修報告

日 時: 令和7年9月16日(火) 18:15~19:45(手稲区民センター)

テーマ:「ケアプランデータ連携システムとは 導入された背景」 

講 師: NPO法人タダカヨ  蜂谷 智満 氏

 

 

 ケアプランデータ連携システムが導入された背景について解説
2050年 生産年齢人口の現象するが、高齢者人口はほぼ横ばいという状況から単純計算でも、一人あたりのケアマネジャーが担当しなければならない件数は大幅に増やさざる得ない。効率化が求められる。

 一方、現在ケアプランデータ連携システムを導入をしても、居宅介護支援事業所の恩恵はほとんどなく(逓減性適用のみで、むしろケアマネジャーにたくさん件数を持たせて大変になるだけの論調が強いと感じる)

 ただし、今後のケアプランデータ連携システムを導入する(している)、導入しないは、デイサービス等で実施している「LIFE」と同じような、事業所の収益に影響してくる可能性があるということもおさせておかなければならないと感じた。また、TAISコードの登録も影響がある(現在の措置制度はいつまで続くのかは不明のため)。

 ケアプランデータ連携システムの仕組み、申請の仕方なども丁寧に解説していただいた。介護情報基盤のことにも触れていただき、ケアプランデータ連携システムとの関連性も注視していかなければならない

管理者や経営サイドにしか興味がわかないであろうというテーマだったため、参加者が非常に少なく残念な結果であったが、本来であれば個々のケアマネジャーも知識として知り、未来の予測という点でも非常に大切な視点であったと感じる

 

文責:小谷修一(つなぐ手ケアマネセンター)