ケアマネSAPPORO研修報告 inしろいし
掲載日:2022.09.20
白石区支部第2回定例研修会について報告いたします。
・日 時 令和4年9月15日(木)
・テーマ 「居宅介護支援事業所と地域密着(小規模・定巡)の連携と実際」
・講 師 小規模多機能型居宅介護白石の郷 成田 佳朗 氏
訪問看護リハビリステーション白ゆり新さっぽろ 前田 眞理子 氏
今回、地域密着型サービス(小規模多機能型居宅介護・定期巡回・随時対応型訪問介護)について、その概要や特徴、その実際の支援について理解が深められるよう、成田佳朗先生と前田眞理子先生にそれぞれのお立場からご講義をしていただきました。
小規模多機能型居宅介護について漠然としかわかっていなかったところを丁寧にご説明いただきました。在宅のケアマネジメントの様式や手順に何ら変わりなく同じ流れでケアマネジメント及びケアの提供がなされると知ることが出来ました。また、在宅のケアマネとの連携についても視座をいただける内容でした。
定期巡回・随時対応型訪問介護では、ご利用者の生活リズムに合わせて必要なサービスの提供がなされるよう、ケアマネと事業所との連携が大切になることを学ぶことが出来ました。一方で、訪問看護の立場として一体型と連携型の違いについても説明いただき、今後の調整に役立つ内容でした。
グループワークでは、各サービスの実情に即した良い点・上手くいかなった点を報告いただき皆様のお声を聴くことが出来ました。また、質疑では参加者の皆さまと講師の先生方とで良いディスカッションの場になったと思います。
本研修会により、これからケアマネジャーとして利用者に提示ができるサービスの選択肢の幅が広がる内容であったと思います。この度は、ご講義をしていただきました成田先生・前田先生ありがとうございました。また、参加者の皆さまもありがとうございました。これからも当会を宜しくお願い致します。
以上、簡単ではございますが、研修の報告とさせていただきます。
報告 伊藤 和哉(市選出理事・白石区支部役員)