ケアマネSAPPORO研修報告 第2回資質向上研修
掲載日:2023.01.11
令和4年度 第2回資質向上研修会が開催されました。
新型コロナウイルス感染防止の観点からzoom開催とさせていただきました。56名のご参加をいただき、誠にありがとうございました。
・日時:令和4年12月14日(水)18:30~20:00
・開催場所・方法:zoom
・テーマ:『ケアラー支援について ~ケアラーの現状と課題、実際の地域活動について~』
・講師:一般社団法人 ケアラー連盟理事
北海道社会福祉協議会 ケアラー推進センター センター長 中村 健治 氏
栗山町社会福祉協議会 栗山町ケアラー支援室 ケアラー支援室参与 吉田 義人 氏
※本研修会は「北海道介護支援専門員協会ブロック活動費交付金対象事業」として開催され、18:00~18:30までは「北海道介護支援専門員協会札幌ブロック会議」が開催されました。
こころや体に不調のある家族の介護や援助を行う「ケアラー」。家族から頼りにされる一方で、周囲に相談できなかったり、悩みを理解されずに、心身に負担を抱えている場合が多くあります。特に18歳未満の「ヤングケアラー」は、本人に自覚がない場合が多く、支援が必要でも表面化しづらい傾向にあります。北海道では4月に『北海道ケアラー支援条約』が施行されています。
研修テーマとして多く取り上げられている「ケアラー支援」について、前段では中村先生より[総論]的なご説明、後段では吉田先生より[各論]的な栗山町での実践事例をご紹介いただきました。
ご参加いただいた方からは「言葉では知っていたものの『ケアラー支援』についての知識が深まった」「実際の道内での活動事例を知ることができ大変ためになった」等のご意見を多数いただくことができました。
今回の研修会を機にさらに「ケアラー支援」について関心を持ち、知識を深めていただくきっかけになれば幸いです。
当月1月21日(土)には、日本介護支援専門員協会での北海道ブロック会議・研修大会でもケアラー支援についてのプログラムが開催されます。お申し込みがまだの方は是非ともご参加をご検討いただきたく、あわせてお願い申し上げます。
以上簡単ではございますが研修の報告とさせていただきます。
報告 東 幸智(市選出理事・研修委員会副委員長)