ケアマネSAPPORO研修報告 inみなみ part3
掲載日:2023.03.07
令和4年度 札幌市南区 主任介護支援専門員質向上研修会 研修報告
日 時:令和5年2月15日(水)
開 催 方 法:zoom
講演テーマ:「精神疾患の理解と支援 ~主任CMとしての助言力の向上メソッド~」
講 師:Mental-Consul 精神保健福祉コンサルタント 相内 雄介 氏
内 容:精神疾患の理解を深めると同時に、疾患をお持ちのご利用者様との接する上でのアプローチの方法や、その家族への接し方、伝え方の工夫や方法を学ぶ。さらに、主任CMとして部下や後輩から精神疾患の利用者対応(その家族も含む)の適切な指導や助言の仕方を学ぶ。
主任ケアマネジャー、ベテランケアマネジャーなら1度は通過する道であろう、「精神疾患の利用者の対応」又その対応の是非を問う部下、後輩からの質問へ、どうすればいいのか、先生よりご講義いただきました。
⓵「先入観は持ってはいけない・・・、わかってはいるのだけれど、いつも怒っていて大声を上げられる。」
②「同居されている長女様が苦手、専門医の受診を勧めてみても、『父は昔からのこのような性格なので受診は必要ない!』と断られる。」
③「精神的な専門病院の受診が必要で本人にお勧めしているのですが、『精神病院なんて行く必要ない!』と言って対応に困っています。どうしたら良いでしょうか?」
上記のような「このような場合どうしたら良いだろうか?」の解決方法(考え方や接し方、助言の方法等)を相内先生より悩める主任ケアマネジャーに伝授!
「痒い所に手が届く」とはまさにこの事で、ケアマネジャーとして聞きたかった事を各疾患ごとに分け、対応方法、訪問時に利用者に見せる仕草のテクニックや謝罪時の言葉の選び方など、先生が実践し得た経験を交えてわかりやすく講義していただきました。
相内先生、本当にありがとうございました。
また本研修に参加された皆様、お疲れ様でした。
簡単ではありますが、研修報告とさせていただきます。
報告 伊藤 耕平(南区支部役員)